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沿革・当寺院について

蓮長山妙経寺は、正行律師日在上人が1574年(安土桃山時代)に開かれたお寺です。令和6年は、開山450年の節目の年になります。

 

現在の本堂は、現住職の父にあたる先代住職筒井松義上人の時代に建てられました。松義上人は元々愛知県の一般家庭出身でしたが、本堂改築に強い思い入れを持っており、柱に使われている欅の木は、自分自身で身延町や地元愛知県など各地を奔走し集めたものが使われています。

 

境内には本堂の他に、七面大明神が祀られている御堂があります。七面大明神の仏像は坐像(座っている御姿)が多いですが、妙経寺の仏像は立像(立ち上がっている御姿)です。

仏像の御姿には意味があり、坐像は修行中や説法している御姿、立像は人々を救済するために立ち上がった御姿をそれぞれ表しております。  

 

現住職は日蓮宗大荒行堂という修行を平成元年に修めております。こちらの修行は11月1日から2月10日までの100日間、1日7回の水行と読経三昧の苦修練行で、日蓮宗特有の木剣(ぼっけん)という仏具を用いた祈祷法が相伝されます。

厄除けや車両祈祷などの際は、木剣祈祷でお勤めさせていただきます。

 

また、妙経寺があります山梨県には「おしゃかこごり」という郷土料理があります。おしゃかこごりは煎った大豆などが入った甘い団子で、ゴツゴツした見た目からお釈迦さまの頭が連想されるのでこのように名付けられたようです。

4月8日のお釈迦さまの誕生日に行われる花まつりの際に食べられる行事食で、食べるとお釈迦様のような智慧を得られると言われております。妙経寺でも花まつりの法要の後に、檀家さんたちが作ってくださり、法要に参列してくださった方々にお渡ししております。

仏教的な意味に加えて、地域の文化をつないでいく場として花まつりを行っております。  

 

いつでもお参りいただけますが、お参りや御用の際はお電話で一報いただければ幸いです。

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